カジノは雇用対策にもなる特効薬

日本でも景気回復が実際のものとなり、東京ではコンビニのバイト確保が大変みたいです。

雇用が回復するのはいいですが、息の長い回復でないと意味がありません。

 

アルバイトや派遣ばかり増加しても景気が悪くなったら一気に失業してしまうのです。

 

 

シンガポールのカジノは、リゾートホテルと一体化しています。マカオのようにカジノだけじゃないんですよ。

IRってやつです。

リゾートホテルだから、カジノを「観光の一部」とできるんです。

カジノってどうしても「危ない」というイメージがあります。

 

 

シンガポールのカジノがマカオみたいだったら、家族旅行では来ないですよ。

でも、リゾートホテルの運営はお金がかかるので、働く人がいっぱい必要ですから雇用対策にはなります。

シンガポールの人件費は今や東京と並ぶほどの高さです。

 

 

観光立国だけあって、スキルの高いホテルマンは各ホテルで取り合いです。

スキルアップはホテルでの仕事で学ぶんですよね。

マリーナベイ・サンズのような巨大リゾートホテルは、ホテルだけじゃないです。

カジノもあればショッピングセンターもあります。ちょっとしたアトラクションもあります。

グランドシアターという劇場だってあるんですよ。

マリーナベイサンズの売上の8割はカジノが叩き出しています。しかしながら、カジノだけではたぶんこんな売り上げは出せないでしょう。

 

今のマカオと比べればわかると思います。

カジノと言う稼ぎ頭があって、それを支える裏方がリゾートホテルなんです。

 

 

ショッピングセンターや劇場、更にはアトラクションも裏方なんですよね。裏方が機能しないとスターは活動できないんです。

人材がいっぱい必要なのがリゾートホテルです。

 

カジノと言うスター選手が、他の事業に助けられながら輝いているのです。

そして、リゾートホテル全体に多くの人材が必要になり、雇用が生まれるのです。

私もこの方針は見習わなきゃといつも思いますね。